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AC04 / ABOUT ACECOMBAT04(エースコンバット4について)
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エースコンバット4とは・・・

2001年9月13日、ナムコがリリースしたPlayStation2用ゲームソフトです。
美しい映像効果、シューティングとしての爽快感、そしてドラマチックなストーリー、全ての要素を見事に融合させた傑作フライトシューティングゲームです。
エースコンバットをプレイ・操作するのに軍事やフライトに関係する専門の知識は必要ありません。

   「戦闘機に乗って空を飛びたい。」

その思いだけで十分です。




STORY(ストーリー)

ユージア大陸の西、大国「エルジア」とそのほかの小国は、長い間勢力均衡を保っていた。
そんな中、小惑星が地球に接近。 後に「ユリシーズ」と呼ばれたその小惑星は1999年、地球のロシュ限界点を突破する。 無数に分裂して地表へ落下したそれは、ユージア大陸でも50万人の命を奪い、甚大な被害をもたらした。 そしてこの歴史的な悪夢から4年後、かつての治安を失い、経済恐慌と難民のあふれる中、エルジアは侵攻を開始する。

ユリシーズの破片を迎撃し、大陸を守るため作られた超巨大レールガン「ストーンヘンジ」。 それを奪ったエルジア軍の暴挙に対し、各国は「ISAF」を結成し共同戦線を張るが、対空砲として真価を発揮するストーンヘンジの前に防戦一方となったISAFは後退を余儀なくされる。

先鋭部隊を送り込み、ストーンヘンジの爆撃作戦を決行するISAF。しかし恐るべき戦闘能力を持つ5機の機影が現れ、部隊は全滅してしまう。 ついに大陸最北東の島国「ノースポイント」まで撤退したISAFは残存兵力の再編成を行うも、それはもはや寄せ集め部隊というべき有様であった。 今や大陸のほとんどを手に入れたエルジア軍は、大陸東部に爆撃機を配備。ノースポイントを陥落させるべく準備を整えつつあった。




IMPRESSION(初めてのプレイはこんな感じ・・・)

青いF-4Eでの発艦準備。まだ大きくなるのかと何度か思ったほど高鳴るエンジン音。アフターバーナー全開。カタパルトに引っ張られ、まさにGを感じる離陸によって私は飛び立った。 今私は空にいる。一瞬の感動。しかしそれも長くは続かない。 そう、今我々は危機に瀕しているのだ。AWACS-スカイアイから通信が入る。
《 君のコールサインは「メビウス1」だ。 》
エルジア軍の爆撃機が目の前に迫っていることを告げるスカイアイ。そして最後に緊張を和らげるかのような、しかし切に願う一言を告げる。
《 今日は俺の誕生日だ。勝利をプレゼントしてくれ! 》
目の前には僚機が数機。初陣である私には感覚が分からない。とりあえず僚機と編隊を保つ。
《 逃がすなよ。今日戦争が終わっちまうぞ! 》
相手は爆撃機。護衛機はいるのだろうか・・・。そうこう考えている間もなくレーダーに機影が映る。赤く映っているのは爆撃機だ!遠い! 思わずさらに加速する。だが、なかなか距離が縮まらない。
《 やつら、行きがけの駄賃にアレンフォートを爆撃するつもりだ。 》
アレンフォート?どこだろう。しかし今はそんなことを考えている余裕はない。1機の爆撃機ベアが目の前に迫っていた。よし。もう少しでロックオンできる! レーダー前方には黄色の反応。そう、やはり護衛機がいたのだ。だがまだ距離が離れている。今私がやらなければならないことは・・・
《 メビウス1、フォックス2。 》
初めて放った2発のミサイルが白い雲を作ってベアに突き刺さる!と、同時に被弾!?くそ!ベアはこちらに向かって機関砲を撃っていたのだ。何故気がつかなかった!!
《 ベアがやられたぞ! 》
敵の無線も聞こえてくる。まだ飛べる。初めの接近で勢いが付き過ぎて横のベアを追い越した!どうする?目の前には2番列のベアがいる。追い越したやつは後回しだ。
《 フォックス2。 》
今度は慎重にスピードを殺してミサイルを撃つ。2目機を殺った!黙々と煙を吐いて落ちていく巨大な塊。
《 2番機をやられたぞ。援護しろ! 》
敵の護衛機が近い。4機!このまま最前列のベアに向かう前にこの護衛機をなんとかしないと。
《 フォックス2!フォックス2! 》
思わず撃ったミサイルをなんなくかわす。目の前ですれ違う敵のF-5E。それほど手ごわそうな機体ではないがさっきの爆撃機とは訳が違う。 旋回しようとしたその時、巨大なクレータが見えた。これが隕石の落ちた跡か。途方もないな・・・。半分海に沈んだそのクレーターの全貌をこの目で見たのは初めてだ。
しかしこの一瞬の感動は致命的なミスだったのかもしれない。気がつくと、ビッビッビッビッ!!とアラーム。ロックオンされかかっている!後方に2機の機影を確認!全力で旋回!
BEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
ミサイルが迫ってくるのをレーダーで確認しながら180度反転するこの間、息のできない5秒間。
そして…
外れた!助かった!これもある種の感動なのだろうか。今度はこっちの番だ!
《 ターゲットは市街地を爆撃中。 》
しまった。市街地への爆撃を許したのか。くそ!僚機は何をやってる!
戦闘機は流石に落せないものの、どうやら撒くことはできたようだ。今のうちに最前列の爆撃機を目指そう。
と、今度は島の北方に空港を確認。さっき言っていたアレンフォートってこれ??だとするとまずい。前列のベアはもう空港に迫っている!間に合わない!
・・・
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と、こんな感じで進むのです。
無線がかなりいい感じで緊張感を煽り、仲間はいい感じで助けてくれません。(笑)
爆撃機とかはこちらのミサイルを避けたりしないのですが、戦闘機は避けまくりで(というか常に動いているので)撃墜することは難しいです。でもミサイルの弾数は沢山ある設定なので、バンバン撃って時々当たるって感じでいいと思います。(笑)
そしてやっていくうちに気がつくのは、本当に無線のセリフの量が半端じゃなく多いということでしょう。さらにオーケストラ調のBGMがそのときの状況や悲痛さを影で訴えます。これが結構効くのです。 つまりシナリオ設定、無線、BGM等により、抜群の雰囲気を出しているのです。もちろん映像も他を寄せ付けないほどの出来で、目にも優しく常に心地よく遊べます。
そういった部分を除けば、フライトシミュレーターとは言えないシューティングとしての要素が多く、 ミサイル等は大量に積んでいますし、燃料制限もありません。ブラックアウトもしませんし、ストールもほぼしないと言っていいでしょう。 この配慮ゆえ、MAPとターゲットと雰囲気に対して十分集中できる仕様になっています。 また全てのミッションでスコアが記録され、スコアアタック専用のミッションまでおまけで出現します。 このゲームは気持ちよく遊べるフライトシューティングとして『完成されている』と言えるでしょう。